<よくある間違い>「~できた」で使う「could」の使い方

公開日:  最終更新日:2016/11/09

2月も終盤。花粉症の方は大変な季節が迫ってきていますが・・最近ではいい薬があるみたいで春を楽しめる人も増えたのではないでしょうか?ちなみに「花粉症です」は英語で

I have hay fever.

I have a pollen allergy.

と言います。どちらも花粉症なので、言いやすいhay feverがおすすめですが、ネイティブはpollen allergyという表現もよく使うのでこちらも覚えておきましょう。

pollenは「花粉」でallergyは「アレルギー」ですね。それでは今日はよくあるcouldの用法の間違いについて話します。気がつかずに間違えてる人も多いと思うので是非最後まで読んで確認問題までしてみてください☆


 

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canの過去形のcould

「~できた」というとcanの過去形であるcouldを使う人が多いと思いますが、このcouldは「能力」を表す語なので、例えば「東京で友だちに会えた」とかいう一回限りの事には使いません

× I could meet my friend in Tokyo. 

この場合にはcouldを使わずシンプルに「I met my friend in Tokyo.」と言うといいでしょう。

 

過去の能力について話している場合にはcouldが使えます。例えば「若いときはバク宙が出来た」と言いたい場合は

I could do some backflips when I was young.

でOKなわけですね。ちなみにcouldには仮定法の意味もあるのでそちらと区別出来るように、過去を示す表現(ここではwhen I was young)を入れるか、もしくは会話の中で過去の話をしている事をはっきりさせておきましょう。

 

仮定法については他の記事で説明しています↓↓↓

仮定法はifの文じゃない

canよりcouldが丁寧な理由は?

 

couldは「一回限りの事」には使えないがcouldn’tは・・

先ほどcouldは「過去の能力」に関しては使えるが「一回限りの事には使えない」と言いました。では否定形のcouldn’tはどうかと言いますと・・それが実は「一回限りの事」にも「過去の能力」にも使えます。なので・・

I couldn’t meet my friend in Tokyo. <一回限りの事>

I couldn’t speak any English 5 years ago.<過去の能力>

「東京で友だちに会えなかった」「5年前は全く英語が話せなかった」の両方正しいわけです。

 

確認問題をしてみましょう

ではいくつか例文を出しますので、couldの使い方が間違えているものを選んで下さい。

① I’m so happy that my students could pass the exam. 

② I could find a really cool shirt in the sale.

③ How many chocolates could you get on Valentine’s Day?

④ My son could read when he was four.

正解は②、③です。正しい文は以下の通りでございます。

①* I’m so happy that my students passed the exam. (Better)

② I found a really cool shirt in the sale.

③How many chocolates did you get on Valentine’s Day?

 

どうでしたか?全門正解しましたか?Yes!! I could get them all correct!!って言わないで下さいね!質問、コメントいつでもwelcomeです☆あと、ランキングバナーをポチっとしてくれれば犬が喜びます。でわ!


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Comment

  1. Ottoさん より:

    なでしこジャパンが丸亀でNZと対戦するようです。NZの応援が少ないので、我々で顔にNZ国旗のペインティングして、応援に行くのはどう????

    • Muchi-sensei より:

      両方の国旗描いていきます☆やっぱし日本国民やし^^

  2. […] Not making fun.  This guy comes pretty close. […]

Native speaker teachers copying student errors – Mark: My words にコメントする コメントをキャンセル

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