英語と出会い、留学6年~そして独立に至るまでの道のり 第二章
クライストチャーチでホームステイ
(ホームステイで一緒に住んでたファミリー)
高3の夏休み1ヶ月間のホームステイに選んだ場所はクライストチャーチ。ま、選んだと言うより広告に出ていた語学留学に入っていた語学学校の日本支部が家の近くにあったから・・位の理由で、別に他のどの国に興味があるわけでもなかった。そんな感じ。
ホームステイには、ホストファミリーのRod(ロッド)、Patsy(パットスィ)、Joshua(ジョシュア)と、同じくホームステイしていたタイ人の子がいた。13年も前の事で名前は忘れたけど顔ははっきり覚えてる。
語学学校のSouthern English Schoolではまず、Placement testといってクラス分けのテストがあったのでそれを受けた。結果的にいうとまぁ普通のレベルだったけど先生の言ってる事はかなり分からなかった。それが多分少し慣れてきたのが2,3週間経った頃だったと思う。
ホームステイ先で覚えている事と言えば・・シャワーがくそ寒い(日本と季節が真逆なので)水圧が弱く・・それに加えて温水はタンクで温めた分だけしかないので・・シャワー時間は5分以内とされていた。電気代が高いという事でシャワールームの暖房もあまり使わない様にという事で・・結構憂鬱だった。ここで寒さの中、Oh my god. を連呼する事によってそのフレーズは身についた。
部屋は離れの部屋でこれまた寒いが・・ここでは暖房をつけて毛布にくるまって机に向かって結構勉強していたのを覚えている。録音機に自分の声を録音して・・聴いて「もっとかっこよく英語を話したい」と満天の星空に誓った。
高校のクラスでもアイ ギブ ヒム ア プレゼント。とかいう日本語英語が嫌だったので出来る限りうまげに話していたつもりなので、そこまでひどくはなかったかもしれないが・・NとMの発音がちゃんと出来ず・・小学生のJoshuaにキレそうになった事を覚えている。
自分で出せない音はいくら聞いても同じにしか聞こえなかった。今はそんな人にも頭で分かるように説明できるが、Joshuaはただのくそ餓鬼なので出来ない俺を笑っているだけだった。そんなくそ餓鬼にキレそうになった俺は彼を凌ぐ餓鬼だった。
この時はタイ人のホストメイトが「All right.」と返事してるのをかっこいいと感じてた。そんなレベルだった。
鯨を見に行ったり、ファームステイしたり・・学校の友達と飲んだりで楽しい1ヵ月はあっという間に過ぎ去り・・帰国。
夏休み短期留学から帰って
僕は留学中に・・高校を卒業したらニュージーランドへ留学させてもらおう!ともう既に決めていた。RodにJoshuaと喧嘩した事をガレージの中でこっぴどく怒られた時にも自分の言いたい事がまったく言えず悔しい思いをした、先生の言ってる事、テレビなど分からない事が多く悔しかった。そしてそれ以上に他の国の生徒と英語で話せる事が楽しかった。
だからまた留学がしたい。と思ってそれを親がサポートしてくれたというだけなので、留学とかして「行動力ある」「よく決断できたな」とか「すごいなー」とか言われることあるけど・・何も迷う事もなかったし、むしろ迷いながらも大学進学してちゃんと勉強頑張れた人の方が苦しい中頑張ってすごいなぁと思ったりする。
なんせ・・この高校の夏休みがすべての始まりだ。間違いなく人生のターニングポイントの一つだった。その後・・目標はもう一度クライストチャーチで英語を学ぶという理由だったので・・勉強を続けた。
あ、帰ってきてイエーガーさんのクラスに行った時に1ヵ月での成長を自分でとても感じたし、他の生徒も先生も驚いていた。たかが1ヵ月、されど1ヵ月・・の結果が出たのは行く前に出来るだけ準備(Input)をしていってそれを使って練習(output)出来たからなんだと思う。
クライストチャーチへ再出発
高校を卒業してすぐには留学しなかった。一年バイトをして少しでもお金を貯めて・・っていうのは名目上で、もしかすると、ただもう少し日本で遊びたかっただけなんかなと今では思う。実際そんなに切り詰めて貯金したわけでもないし。
今思えば、この時、高校卒業後すぐに行くべきだったかと思う。そしたらこの後結局行く事になる大学を卒業するのも一年早まり、帰国するのも1歳若く出来たかもしれない。
そして再出発。この時点で僕はまさかこの後6年半も海外で住む事になるとは思っていなかった。
第三章に続く
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僕もアメリカに留学してます。日本で稼いでアメリカで勉強してを繰り返してようやく大学での初めの1年が終わりました。でもまだまだ先生、生徒、教科書が何をいっているのかわからなくて苦労してます笑
むっち先生もクラスメートとの英語力の差を味わったのではないかと思います。第三章、楽しみにしています。