スコットランドの独立問題を大まかに理解しておこう。
はーい。さぼってたわけじゃないよむっちです。ちょっと最近はオンラインレッスンのリサーチを含めての準備とその結果リポートみたいなのに追われてて記事UPがおろそかになっておりましたm(_ _)mさーせん。
今日は最近注目のスコットランド独立のお話について。っていうても、もう今日9/18日に住民投票が行われていて、もうすぐ結果が出ちゃうわけなので「おせーわ!」なんですが、まぁ僕もそういうのちゃんと分かっとこうと思いましてね。
え?スコットランドって国じゃなかったの?!
実はイギリスの事を英語で何という?と聞くとEnglandと答える人が多いんですが・・Englandというのがイギリスの4国の一つである事を知らない人がたまにいます。イングランドがイギリス4国の中の主要国であり、大きさも、人口も経済もすべてがTOPなのでイギリス=イングランドとして用いる人はいますが、イギリス全土を指すのであればthe United Kingdom(the UK)、もしくはBritainと言うのが正しいでしょう。
という事はスコットランドは・・政治的な繋がり等の細かい話を抜きにすれば、日本でいう北海道みたいな存在なわけです。
では、EnglandとScotlandと、後二つはどこでしょうか?それが、Wales(ウェールズ)と北Ireland(アイルランド)ですね。なので今回の話は、日本から北海道が独立したい!と言っているような気持ちで聞くとそれがどんだけ大事なのかが分かりますよね(;´д`)
何で独立したいの?
元々独立王国であったスコットランドが、ウェールズと共にイングランドによって1707年に統合されたという歴史的背景がある事が一つ。
1707年の連合王国の発足と同時にスコットランド議会が解散され、イングランド議会と一緒にされた「おい待てよー、俺らは俺らで政治やらせろやー」と思ったスコットランド人。
そして291年後に救世主。ケンシロウ!!ではなく。スコットランド出身の首相トニーブレアが、スコットランドに議会を設置し自治拡大へ動いた。
これによりスコットランド国内でイギリスからの独立を求める声が上がり出し、2007年にScottish National Party(イギリスからの独立を掲げる民族党)が議会選に勝利。そして2011年の選挙にも勝利し、2012年に今日9/18に行われている住民選挙をする事が決定した。
しかし政治的な独立を求めても、経済的に独立出来なければ苦しい。そこでキーになるのが北海油田。1971年に見つかったこの油田の大半はスコットランドの領海内にある。なので独立すればスコットランドはわっしょいわっしょい、イギリスは「北海油田返してよー(;∀;)」ってなる。
で、独立したらどうなるの?
先ほど言った北海油田も限りある資源だし、イギリスは独立したら通貨ポンドを使わせねーぞなんて言ってるし、経済的なリスクは高いと見る人も数多くいる。
スコットランドがどうなるか?は僕には全く分からない。実際、独立賛成派と反対派は拮抗しているので、実際どっちがいいかは分からないのだろう。
その反面、イギリスは「もう頼むから残ってくれよー!何が望みだ?金か?自治権拡大か?ベッカムか?」って気持ちだろう。実際、政治力、経済力を確実に落とすだろうイギリスには大損だろう。
さて、今日はちょっと英語と直接関係あるものではなかったですが、賢くないむっち先生の説明が、難しい新聞を読むよりちょっとは分かりやすかったかな?という方は最近新記事を書いてなくて下がってるランキングの応援クリックお願いしますだm(_ _)mぺこ。
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