皮肉を理解して英語文化のユーモアを理解する

公開日:  最終更新日:2015/02/27

昨日はおばあちゃんの法事でした。法事も通夜も暗い雰囲気やけど、その後の食事でお酒が出て皆でわいわいするギャップが結構好きです。むっちです。

 

皆さん「英語文化」って聞くと違和感ありますか?まず違和感を持ってほしいと思います。多分英語文化と日本で言われた場合に、インドやシンガポールなどのイメージではなく、白人、もしくはアメリカの黒人のイメージが強いと思います。

その中でも、アメリカとカナダ、オーストラリアやニュージーランドとイギリス、南アフリカなど英語を主として話す国はたくさんあります。

日本という小さな国の中でも47都道府県あり、それぞれの文化があります。それが国レベルで違うんですから英語文化と言えども一概には言えませんよね。

とか言いながら、便宜上英語文化という言葉を題名に使いました。これは自分の経験上、日本人より皮肉を使うEnglishスピーカーの人が多いと思うから。皮肉を使うイメージが強いのはイギリス人ですが、アメリカでも広く使われていると思います。映画見ててもたくさん出てきますし。

皮肉

皮肉(sarcasm)ってなに?

この話をすると、日本人の多くの人が「皮肉って例えば?」と聞いてきます。これは皮肉という意味が分からないのではなくて、あまり使わないから想像しにくいという事でしょうか?もちろん使う人は普通に使ってると思いますが。

例えば昨晩、うちの母がちょっと焼きすぎて縮んだ紅鮭を少し大きめのお皿に大根おろしを添えてテーブルに出してくれました。

俺「うわぁ、めっちゃ豪勢やなぁ」

母「ええw 鮭に大根ついてるだけやん」と。

俺「うん、その通りだお母様。ぽつんと置かれた縮んだ鮭に少なめの大根おろし・・・皮肉ったのだよ。」

と言うたら笑ってました。いえ、ご飯を作ってくれるだけで感謝してます。

皮肉とは簡単に言えば、自分が思ってる事、伝えたい事の反対を言う事、もしくは遠まわしに相手を非難したりする事です

 

皮肉を理解するにはトーンや表情を読む

皮肉はしょっちゅう使われてます。ただ、理解しなければ使われた本人は気づきません。昨晩のうちの母のようにw 皮肉は言葉そのものよりその使うときのトーンが大事なのでメールとかでは難しかったりします

内容で伝えたい場合はあえて大げさに言ったりします。例えば・・

 

Hey, mother. I love the presentation of the dish. A nicely sliced salmon fillet is perfectly placed in the middle of a fine plate and it’s garnished with grated Daikon!! I love it!! Especially your choice of the plate.

(おかん、この料理の見栄えがええなぁ。おいしそうに切られた鮭が綺麗な皿の真ん中に見事に配置されてて、しかも大根おろしまでついてるし!俺好きやわ。特にお皿のチョイスがええわぁ。)

 

ここまでおおげさやと、もし文上だったとしても、はっきり分かりますよね。まぁ、個人的に皮肉はここまではっきりしたもんやなくてsubtle(さりげない)方がおもしろいと思いますが。

皮肉表現には大げさな内容や、トーンや表情に気をつけてみるといいと思います。

 

皮肉ってみる

簡単な皮肉を使うのに英語力は大して必要ないと思います。簡単にしようと思えば簡単です。反対のことを言えばいいので、ださいと思ったものはかっこいいと、女っぽい男には男らしいねと言うと皮肉になります。そんな説明いらねーって?w

他にも

箸を使うのがへたっぴな友だちがスプーンを使って一言。

Wow, you are very good at using a spoon. Can you teach me?

(ワオ、お前スプーン使うのめっちゃ上手やな。俺にも教えてよ。)

スプーンなんて誰でも使えるものを褒めて箸を使うのが下手な事を遠まわしに馬鹿にしてるんですね。

嫌味なやつですね。仲良くないと嫌われる事間違いなし☆

 

皮肉を言われた時に使える表現

では、皮肉を言われた時はどう対処しましょうか?いくつか対処法を紹介します

 

  • 「皮肉ってるの?」

Are you being sarcastic?

  • 「(私の事)馬鹿にしてるでしょ?」

You are making fun of me, aren’t you ?

  • 「いじわるな人」

You are mean.

  • 皮肉と分かっていて

Thank you. と返すのもありです。その時は表情で「分かってる」事を伝えましょう。

負けず嫌いな人は、皮肉を皮肉で返すのも楽しいと思いますよ☆頑張ってくださいw

 

英語を学ぶ時にはしっかり文化的な違いも感心を持って学んでいくといいと思います。アメリカとイギリスの文化について興味ある人もコチラを読んでみてください。アメリカ英語とイギリス英語の違いはコチラで紹介してます。

 

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    松本那由覇

    こんにちは☆むっちです。高校時代に携帯をおねだりしたら当時英会話にはまってた母に “英会話学校行くならね” と言われて半無理矢理連れて行かれたのが運命の出会い。高校卒業後、ニュージーランドで6年半、語学学校、ワーホリ、そして大学・・続きはコチラ


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