超人気の高速メソッド(笠原式)を使ってみた感想。
はい、テキストレビュー第二弾でございます。部屋に山積みにされたテキストの中でどれを紹介するかってのは悩みますが、やはりインパクトのあるテキスト=他と違うという意味でこれにしました。
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かなり人気のテキストでいまさら!なんですが、使った事のない人も多いと思うので使ってみた感想を少し。
僕が知ってる限り(大して知ってるとも言えませんが)このような方法を使って教えている教材はありません。笠原式として日本はもとより、韓国とオーストラリアでも特許を取得している中々画期的なやつです。
笠原訳?いや別に何も新しくないんだけど
笠原訳と呼ばれるこの訳し方ですが・・別に彼が見つけたわけでも何でもありません。英語でコミュニケーションが自然に取れる人は皆無意識にしてますし、それが大事なのは英語を教えている先生の多くが知っていますし、その方法で教えています。
どんなものかと言うと・・英語を英語の語順のまま和訳するって事です。
例:I guess 私は推測します you travel あなたが旅行すると a lot たくさん and そして meet 会うと lots of interesting people たくさんの興味深い人々に
こんな感じです。多くのテキストで、英文を前から訳す事の大事さは唱えられていましたが実際これに徹底してテキストにしたものは見た事がありませんでした。多くの人が慣れている後ろから訳す(日本語の語順で)という方法で日本人が英語に苦戦しているというのは事実でしたから。
これをする事で英語脳が出来ます。それはつまりリスニングのスピードについていけてるようになり、文を作るのが楽になります。
笠原訳は分かったけど何が高速なの?
高速メソッドとはあなたが高速で英語をマスター出来るという意味ではありません。高速なのはCDです。このメソッドの柱となるのが
5step listening と 4 step speakingです。
さっくり言えば
あら美味しく焼けた食パンみたいになっちゃいました。
さっくりではなく、ざっくり言えば
英文を普通のスピードで聞いたり、笠原訳をついたものを聞く事と、通常速度の2倍のスピードで流れるそれらを交互に聞く事で、脳が活性化し、英語脳を作っていくというやつです。
スピーキングは笠原訳(英語の語順のまま)を英訳する練習です。これもまずはCDを聞いて慣れてから、それを自分で英訳してみます。例を見てみましょう。
可能でしょうか?
取る事は?
いくらかの休暇を
解答例
Would it be possible
to take
some time off?
これを繰り返す事により英文を英語の語順のまま作る事が出来るようになるわけですね。
で?むっちはどう思うの?
僕は、英語の語順のまま訳す事を言い続けてましたし、文を作る時の考え方もこれが大事と言ってましたが、慣れるのに時間がかかり、訳にも時間がかかる為、あまりクラスでの練習時間は取れてなかったのですが、この本があればばっちしです。絶対に試す価値があります。実際高速で聞いた後の普通スピードはのろのろに聞こえます。「わーお。おいらの脳みそって単純」って感じますよ。
聞き流しを謳った教材はおすすめしませんが、この教材はCDを聞いてるだけでもしっかり日本語訳も区切り毎に読まれるので、十分勉強になります。そしてもちろんスピーキング練習もあるので間違いないです。
今持っているのはビジネス英会話集だけど日常英会話集の方も見てみたいので購入しました。家にテキストばっかし溜まります。
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